投資初心者がよく悩むのが、「S&P500」と「オルカン」どっちがいいの?という疑問。
どちらも人気の「eMAXIS Slimシリーズ」で、新NISAでも大定番。
この記事では、20年間の積立シミュレーション付きで、両者をわかりやすく比較していきます!
✅ まずはざっくり違いをおさらい!
項目 | S&P500(米国株式) | オルカン(全世界株式) |
---|---|---|
投資対象 | アメリカ500社 | 全世界(米国、日本、欧州、新興国など) |
分散性 | △ 米国集中 | ◎ 世界中に分散 |
成長性 | ◎ 高い実績 | ◯ やや安定型 |
信託報酬 | 0.09372% | 0.05775% |
為替ヘッジ | なし | なし |
リスク | 米国依存のリスクあり | 分散によりリスク分散しやすい |
✅ 成長を狙うならS&P500、リスクを抑えたいならオルカンが基本の考え方。
✅ オルカンの長期チャート

✅ S&P500の長期チャート

https://kabutan.jp/hikaku/wp-content/uploads/chart-sp500.png
どちらも長期(15〜20年)で見ると右肩上がり。いろんな暴落があっても結局は値を戻し新高値更新して行くので計画的に資金を増やす事ができる銘柄。
✅ 積立シミュレーション(毎月1万円×20年間)
- 想定利回り:
- S&P500:年利7%
- オルカン:年利5%
- 毎月積立:1万円ずつ20年(合計240万円)
項目 | S&P500(年7%) | オルカン(年5%) |
---|---|---|
総積立額 | 2,400,000円 | 2,400,000円 |
運用益 | 約2,645,000円 | 約1,682,000円 |
合計資産 | 約5,045,000円 | 約4,082,000円 |
📈 米国株はリターンが大きくなる可能性がある一方、下落時のリスクも高め。
🌍 オルカンは世界に分散されている分、安定性は高いが、リターンは控えめになる傾向。
✅ こんな人におすすめ!
タイプ | 向いているファンド | 理由 |
---|---|---|
リターン重視 | S&P500 | 米国の圧倒的成長力に期待 |
安定感・分散重視 | オルカン | 世界まるごと投資で安心感あり |
初心者 | オルカン or S&P500 | どちらも初心者OK。自分の価値観で選ぼう |
✅ 結論:どっちも優秀。迷うなら「好み」でOK!
どちらも手数料が安くて優秀な長期投資商品。
最終的には「どれだけリスクを取れるか」で選ぶのがポイントです。
判断基準 | あなたにおすすめのファンド |
---|---|
成長重視&攻めたい | eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) |
安定感&守りたい | eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン) |
とりあえず迷っている | オルカン(世界に分散=安心) |
✅ 補足:両方を半分ずつ積立するのもアリ!
実は、両方に半分ずつ積立てるという方法もアリです。
これなら「米国の成長+全世界の分散」をバランスよく取り入れられます。
✔ 例:毎月1万円 → S&P500に5,000円、オルカンに5,000円
長期での資金計画をする上では必要不可欠で暴落を気にせず淡々と積み立てる事ができるので将来の資金作りとして欠かせない商品だと思います。
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